2008年1月掲示板 |
北アルプス・双六岳の双六小屋は、昨年4月に開業準備のため小屋に向かっていた小屋支配人が遭難事故で亡くなったことから、約20年間続けていた5月の連休中の営業を今年からやめることを決めた。
双六小屋は、夏季は新穂高温泉から双六岳や黒部五郎岳などへ登る人の拠点となる。小屋周辺には池や高山植物の群生地があり、笠ケ岳など周囲の山々が見渡せることから多くの登山客でにぎわう。5月の連休はまだ雪に覆われているが、山スキーのブームを受け、連休期間中だけ一時的に小屋を開いてきた。
昨年4月27日、支配人の森下時貞さん=当時(43)=は28日の開業に備え、ほかの従業員4人と小屋に向かう途中吹雪に遭い、弓折岳付近の稜線(りょうせん)から転落。28日、遺体で発見された。登山歴25年以上のベテランだったという。
北アは近年、天候不順が続き、4月でも激しい雪が降ることが増えてきたといい、小屋経営者の小池潜さんは「従業員の安全を考えればやむを得ない。この時期の登山者は冬山装備を持ってほしい」と話している。6月10日からは例年通り営業する。
1月30日12時3分配信 ASAHI.COM 中日新聞
みなさんこんばんは。
1月例会は28日(月)15名+見学2名で熊の学習など行いました。
また見学のうちSさんの入会を確認しました。飲み会は9人で行いました。
次年度の会費納入は2月末日までと決まりましたので、よろしく。
※2月例会は予定通り25日でございます。
30日(水)にミニスキーの試し滑りをしようと思ってます。一緒に行ける方、連絡を。
宝剣の事故は、2人とも遺体で発見されましたね。ご冥福をお祈りします。
しかしロープを着けていて2人とも落ちたというのは、確保の失敗かな。
比較的容易な北側からピーク往復の計画だったとすると、たしかに僕が登ったときも凍った急斜面があった。でもその距離は短いので、コンテ(2人同時行動)ではなく、1人が行動してもう1人がそれをビレイするというやりかたで、確実に確保すれば、ほぼ安全に往復できる場所だと思うけれど。どのような確保をしていたのか、知りたい事故だね。
山の事故リストを去年から登山ノートに整理しているのですが、今年は事故多発ですね。
槍平小屋雪崩、富士山宝永火口滑落、日光白根で凍死、鳥取・大山の沢転落、大山三峰の
滑落と死亡事故が続いています。宝剣岳で転落した2人は二晩目になります。
十分な準備と、きちんとした気象・力量の判断により安全登山を心がけたいものです。
↓高水三山は微風・晴れで快適なぽかぽかハイクでした。
咲き始めたロウバイに春の息吹きを感じ、また日光連山も遠望でき、玉川屋のざるそばも
goodでした。Kobaさん、企画立案ありがとうございました。
寒中お見舞い申し上げます。奥多摩のハイキングの案内です。行ける方は連絡下さい。
●期日 1月20日(日)
●電車 JR新宿駅7:44発 ホリデー快速おくたま1号−JR立川駅8:11発
青梅駅乗換 8:42着/8:56発−軍畑(いくさばた)9:12着
●行程 立川=軍畑−平溝−高水山−岩茸石山−惣岳山−御嶽駅
●歩程 約3時間50分
●地図 武蔵御岳 1/25000
●備考 スパッツ、軽アイゼン持参のこと。日が短い季節なのでヘッドランプ必携。
チームタカマタギの方には、話ましたが、上記のタイトルの本を読んでいます。やはり、山でクマさんに出会ってから、知りたくなったのです。山に入ることは、彼らの生活圏に入ることなので、もっと生態について知りたいなと。
とても興味深い本ですので、例会に持って行きます。少し前に話題になった本なので、読んだことある方もいるかもしれません。
1月10日の朝日新聞夕刊に「クマ激減」の見出し。思わず食いいって読んでしまいました。
昨年度は山の木の実が豊作、加えてクマ出没による被害から駆除が盛んに行なわれた結果だそうです。
うーん、何ともガテンがいかない。季節はずれにクマさんに出会ってしまったものとしては。
かつての冬より暖かいゆえ、ちゃんと冬眠出来ずにうろうろしていた、今回クマに出会った理由として考えられるのは、あとこんなことくらいでしょうか。
せっかくの貴重な体験ですから、クマの生態を調べて教訓にできることを上げたいと思いながら、まだ何も出来てません。
とりあえず、次回の例会でクマ体験は話そうと思っています。
12〜13日、やっと手に入れたテレマークスキーを持って宝台樹スキー場・奥利根スノーパークに行ってきました。
水上近辺のスキー場は、昨年以上の雪不足。その上、12日午前中は雨模様・・・心配しつつ、とりあえず宝台樹へ行ってみると予想以上に雪質は良く十分楽しめました。
その後、奥利根へ移動して23時頃まで滑り、翌日も夕方近くまで楽しみました。奥利根は、少々アイスバーン状態でしたが、12日夜から降り始めた雪のおかげで、ゲレンデ状態はかなり良くなっています。この奥利根スノーパークは土日AM6〜24時まで営業しているので、滑りまくりたい方にはお勧めです!ナイター時間になると、テレマークでモーグルをやる人など、本気練習する方が続々とやって来るので、良い刺激になります。
私もいつの日かゲレンデから脱出してみたい!パウダーを楽しんでみたい!
今日は、上半身筋肉痛でガチガチです。あー早く滑りたい・・・
低気圧の通過に伴い強い寒気が日本列島にやってきます。
今夜から日本海側は吹雪で、太平洋側も風と冷え込みが厳しそう。
樹眩霧の皆さん、どうか火の用心を。
さて、今度はどこのお山に遊びに行こうかと
積雪情報と気象情報をせっせとチェックしていたら、
「Yahoo!天気情報−豆知識」に以下のような記事が出ていました。
興味のある方、一緒に雪洞山行に行きませう。
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【雪穴はあたたかい】
雪と言いますと、冷たさと寒いという印象が頭に浮かびがちです。でも昔から冬山で働く人や冬山登山者は、雪を逆に利用して、寒さを凌ぐ事もあるようです。
雪に閉ざされた冬の高山は、気温がマイナス20度、時にはマイナス30度以下に下がってしまう事もあります。平地も同様ですが、晴れて星が輝くような夜ほど、冷え込みは一段と厳しいものになってしまいます。
この場合、雪洞(せつどう)と呼ばれる雪穴と、冬山用のテントで寒さを比較してみましょう。仮に暖房を一切しない場合ですと、マイナス30度まで冷え込んだ時は、テントの中でさえマイナス25度位まで下るそうです。身も心も凍り付くような気温で、寝袋に入っても中々寝つけない事でしょう。
一方、雪穴の場合はどうでしょうか。入り口さえ風が入らないようにしておけば、穴の中はせいぜいマイナス4度位からは下がりません。ロウソク一本燈しただけでも、中は結構暖まるようです。これは雪の保温作用によるんです。冬山に入る方々は、非常の場合はもちろん、積極的に雪穴を使う事もあるようですね。
今日(も)カグラスキー場に行ってきました。
ゲレンデも、ゲレンデ外も積雪はいい感じです。
(中尾根コースはまだブッシュが若干出ていますが…)
毎年の初詣は足腰快調を祈願して伊豆が岳〜子の権現なのですが、今日はKobaさん、
見学のNさん、私のネット友達3人の合計6人で歩いてきました。
快晴・無風というぽかぽかハイキングでした。
正丸駅9:24/40・Mn鉱山跡10:15/30.伊豆が岳11:15/50・子の権現14:00/40.吾野駅15:40/16:01.
今回の事故については、まだ正確な場所や雪崩の状況も、僕にはよくわからない。断定的なことは言えないので、下記はあくまで1回だけの経験による感想です。
「決定版雪崩学」によれば、過去に槍平小屋のすぐそばと、そのやや上流で、計2件の雪崩が記録されているね。槍平小屋もかつて雪崩にやられたことがあるはずで、その後以前よりは安全な場所を選んで再建したのだと思う。
僕が昔2月に槍に登ったときも、やはり槍平で幕営したけれど、選択したのは小屋のまん前。周りが疎林で、雪も安定していたので安全だろうと、判断しました。でも小屋のやや上流は全然木がなくて、そのあたりは怖くてテントを張る気にはなれなかったな。
西側の中崎尾根の急斜面からは、小規模な雪崩が出ても不思議ではないと思ったし、上流に行けば、西鎌尾根からの雪崩も食らいそうで、けっして安全地帯とは思わなかった。
小屋の背後は、なだらかな斜面で、かなり雪崩が起きにくいとおもうけれど、小屋の西側や上流側についてはかならずしも安全とは思えない。
あんな所で、というのは、認識不足ではないかと思ったしだい。
さっきの書き込み文中の新層雪崩は、新雪表層雪崩と訂正させて下さい。
私もyasさんと同じく、事故の原因究明や状況判断が正しかったかどうかの検討はされるべきだと思います。
さっきの文は、以前に同じところに幕営したものの雑感として見てもらえたらと思います。
どのような事故であっても原因究明・再発防止との観点からさまざま分析がされる。
責任問題とも関係して「予見可能性」も論じられる。
当事者の1人は「こんな場所で雪崩れるはずがない」と言うし、34年前もあったという
人もいる。↓はその記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080101-00000057-mai-soci
今回の雪崩が特殊であったかは分りませんが、クマについては24日に奥武蔵の妻坂峠に
足跡があり、今年のクマは寝ていないという話をYahoo掲示板でしていたところでした。
温暖化のせいか人為的な開発のせいかは知りませんがさまざまな事態を想定する必要が
ありそうな感じがしています。
94年の年末だと思います。今は会にはいないSくんと槍平で一泊し、中崎尾根から槍ヶ岳に行ったことがあります。この山行は寒かったけど天候にも恵まれて楽しい山登りでした。
冬の槍平は、以前から飛騨側から槍や大バミ岳、南岳へのバリエーションルートへ向かう人が普通に幕営するところです。今だってそのはずです。おそらくテント泊していたパーティーは、そこでテントごと雪崩に流されるなんて思っていなかったと思います。(まあ、かなりのドカ雪だったらしいが)でも、雪崩は起きた。
かなり時間の経過した古い雪の層に多量の新雪が積もって、地球の重力の赴くままに雪崩が起きた………といういわゆる新層雪崩が起きたのでしょう。でも、以前から冬期のテント場とされてきたところです。今回のような積雪の状況、気象状況は過去にだってあったんじゃないかと考えるのですが。どうなんでしょうか?それとも、年末の上越の雪山でクマに襲われるように、これまでの登山や雪山の常識やセオリーでは考えられないことが、異常な気象によりもたらされているのでしょうか?
なんか新春早々、暗い気持ちになってきました。
いづれにしても今回亡くなった方々のご冥福を心から申し上げます。
樹眩霧の皆さん、明けましておめでとうございます。
本年も安全登山を心がけ、楽しい一年にしましょう。
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ASAHI.COM 2008年01月01日04時43分配信
1日午前零時15分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプスの槍平小屋(標高1991メートル)付近で、雪崩が発生し、テントを張っていたパーティーが巻き込まれたと119番通報があった。通報によると、2パーティーの男女7人が巻き込まれ、付近にいた登山者らが全員を助け出したが、4人が意識不明の模様。県警などは同6時半から救助に向かう。
高山署によると、巻き込まれたのは徳島岳人クラブ(徳島県)の男女4人と三峰山岳会(東京都)の男性3人。各2人が意識不明で、7人は槍平小屋に運び込まれたという。
雪崩は1日午前零時ごろに発生。登山届から小屋付近には23パーティー、74人がテントに泊まっていたとみられる。
登山届によると、徳島岳人クラブは30日に入山。槍平でテントに泊まり、31日に大喰(おおばみ)岳に登り、槍平に戻る計画。三峰山岳会は30日に槍平でテント泊し、31日、奥丸山に登り、中崎尾根で再びテントに泊まる予定だった。
現場は槍ケ岳の中腹付近で、降雪が続いており、かなりの積雪で、岐阜地方気象台は31日朝から飛騨北部に大雪警報と雪崩注意報を出していた。