2008年7月掲示板 |
8月分の公休の申告は7月30日(水)の23時までにお願いします。
2008年7月28日 ASAHI.COMより
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山梨県の南アルプス・北岳(3193メートル)で姿を消したと思われていた国の特別天然記念物ライチョウが元気に生きていることが、信州大学の中村浩志教授(鳥類生態学)が今月実施した現地調査で分かった。昨年秋には1羽も確認できず、「絶滅したのでは」と心配されていた。
発見されたのは山頂と北岳山荘付近の2カ所で、それぞれ親鳥が数羽のヒナを連れていた。ヒナは孵化(ふか)して3週間ほどで、テニスボールぐらいの大きさ。急斜面をチョロチョロ動き回り、ハイマツや高山植物をついばんでいた。
信州大が調査を始めた81年には、北岳周辺に推定で約80羽が生息していたが、ここ十数年で激減。キツネなどの天敵が増えたことに加え、サルやシカが高山帯に上るようになり、ライチョウのえさとなる高山植物を食べていることなどが原因とみられている。
中村教授は「元々、高山にはいなかった動物がライチョウを追いつめている。駆除などの対策を取らないと、南アルプスのライチョウは絶滅しかねない」と懸念している。(編集委員・武田剛)
会員諸氏には暑い中、ご奮闘のことと思います。
やっと梅雨明けが実感できる夕焼けが屋上から眺められ、奥多摩・丹沢の山がきれい。
学習テーマとして、リーダー部長よりGPSの使い方を教えてもらいました。
例会後の懇親会は庄屋を改装したやるき茶屋。もとの座敷が約26席の椅子席に模様替えしており、12月16日(火)の望年会にはちょうどいい大きさかな、という感じ。
みなさんお久しぶりです。先週の連休から急に事故が増えていますね。
昨日の湯檜曽川は大雨洪水警報発令下での川遊びですから羊蹄山と同様にガイドは業務上過失致死かな。
富士登山五合目コース参加者の死亡は去年の長谷川カップの教訓は生かされなかったかと残念なことでした。
白馬大池山荘の事故は、山の上でこれ以上安全な場所はないという営業小屋での事故だけに残念なことです。
韓半島から北関東・福島に伸びている前線は梅雨前線そのものだと思います。
多分、蛇行して南下する偏西風がオホーツク海の高気圧を維持しているのでしょう。
そういえば、今日は例会ですね。夏の計画など相談いたしましょう。
群馬県内では、ところにより時間雨量50mmの強い雨の予報が出ていたのだから、ガイドが客を連れて行くのは間違っていたというべきではないかな。個人で入るのなら自己責任だけれど。
今回は、東黒沢のほかに宝川でも遭難があって、ともに雪が多くて木や土が少ないところ。雨が降ればすぐ増水で、鉄砲水も容易に予想できる沢。増水の前に避難することが必要だったと、他山の石として記憶しておきたいね。
梅雨明け?
気象庁は東北まで梅雨が明けたとみられると言っているけど、本当かね。気温は高いけれど北の高気圧が健在で、南の高気圧が北を圧倒するという天気図ではないよね。まだ梅雨は開けてないのではないか。
まだ不安定な天気に要注意かな。
27日午後2時半ごろ、群馬県みなかみ町土合の湯檜曽川支流の東黒沢でキャニオニングと呼ばれる渓谷を泳ぎ下ったり、滝を滑り降りたりする水遊びをしていた東京都の男性(30)と、キャニオニングガイド(36)が鉄砲水に流され、男性が行方不明になった。ガイドは自力で岸にたどり着いたが、骨盤骨折などの重傷を負った。
県警沼田署によると、男性とガイドは男女計8人で渓谷を降りていて、雷雨が強くなり増水してきたため、キャニオニングを一時中断して岸に避難していたが、上流からの鉄砲水で流されたという。警察や消防が行方を捜索している。
現場は利根川上流の支流。当時、前橋地方気象台はみなかみ町に大雨洪水警報と土砂災害警戒情報を出していた。
また、同日午後5時半ごろ、県警沼田署に、同町藤原の宝川で沢歩きをしていたという男性から「一緒にいた妻が流された」と通報があった。同署が確認を急いでいる。
=====(NHKネットニュースより)====================
谷川連峰ではこれまでも水の事故が度々起きていました。馬蹄形の地形のせいか、源頭部は雷雨、豪雨でも、入渓地点付近などでは小雨も降っていない状況が生まれるようです。
また、源頭部はスラブが発達していますので、降った雨は一気に出水につながるようです。
樹眩霧のメンバーの中でも湯檜曽川、宝川水系で突然の増水を経験したことがある方いらっしゃいますよね。
沢シーズン真っ只中ですので、谷川に限らず、そして増水に限らず、山の危険要素に注意を払って思う存分沢遊びを楽しみませう。
先日、oh氏と奥多摩のとある沢に行ってきました。
水涸れ地に達し稜線の登山道(1400m程度)に詰め上がると、
ブヨっぽい小さな虫たちに一気に囲まれ、かなりブルーになりました。
休憩がてら沢装備をしまったり、靴を取り替えたりしていたのですが、
その間中、虫がひっきりなしにまとわりついて来るので鬱陶しくてたまりませんでした。
運が悪いことにこの日、車の中に虫除け&ムヒを忘れてきてしまったのでした。
手で狂ったように虫を追い払おうとしている私の脇で、
oh氏はおもむろにザックの中から何かを取り出し、
「これ虫除けだけど使う?」とスプレー付きのミニボトルを差し出した。
見ると「ハッカ油・虫除け」と表記されている。
こいつをひと吹きずつ手に取り、首筋やシャツに摺りこむと、
あら不思議、ムシムシ君たちはどこかへと消えていってしまいました。
そして爽やかな香りと、スーッとした肌の清涼感に包まれるのでした。
(というかタイガーバーム並にヒリヒリ痛かったりもします。)
「くれぐれも眼に入れないようにね。額に塗るのも危ないよ。」とはoh氏の言。
虫たちが一気に退いていったのには本当に驚きました。
調べてみたので見たのですが、
「ハッカ油」は林業従事者の間ではかなりメジャーな虫除けなんだそうです。
ただ、市場に出回る量がそれほど多くなく、北海道の方でしか手に入らないみたい。
今のご時世では「ネット販売」なんかもしているみたいですが、
偽モノも多々出回っているとか・・・。
それと、「ハッカ油」はブヨ、アブ、蜂などには良く効くらしいんですが、
「蚊」に対してはほとんど効き目ゼロとのこと。「蚊」には蚊取り線香が一番とか。
身近なもので「ハッカ油」の成分を含んでいるものとして、
「シーブリーズ」や「エアーサロンパス」があるそうです。
今度、ハエ、蚊用の虫除けスプレーと併用して、上記を試しみたいと思います。
2008年7月25日ネット記事より
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剱岳に挑む旧日本陸軍の測量隊の姿を描く映画「劔岳 点の記」の撮影が二十四日、立山町の常願寺川河川敷であり、立山連峰などを舞台に一年三カ月に及んだすべての撮影を終えた。来夏に全国で上映される予定。
この日は測量隊を率いる柴崎芳太郎役で主演の浅野忠信さんや宇治長次郎役の香川照之さんら、主な出演者が勢ぞろい。剱岳に登頂後に撤収する場面など、終盤の二つのシーンを約十時間かけて撮影した。
いずれも雨の場面で、消防用の大型ホースを使って雨を演出。立山町消防団も消防車を“出動”させて一役買った。最後はスタッフらが木村大作監督や出演者を胴上げし、クランクアップを祝った。
撮影は二〇〇七年四月にスタート。雪に覆われた立山連峰などを舞台に、危険を伴う撮影も敢行した。六月にはスタッフの男性が落石で重傷を負って撮影を一時中断したが、今月一日に再開した。 (高橋淳)
ohさん、ありがとうございます。いつか復帰してご一緒したいです。
最近暑くなってきたので、沢はホント気持ちいいでしょうね〜。
話は変わりますが、主人の追悼の原稿の〆切が7月末なので、今途中まで書いています。
あちこち行きましたが、一番思い出深いのは、二人で行った北アルプス・上の廊下です。
少しでも主人の生きた証が残せたらいいなと思います。
北アルプス、南アルプス、奥秩父等々、あちこちの山で事故が頻発し、
死者が出ているようです。皆さんお気をつけて。
以下 7月22日 ケンオー・ドットコムより転載
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22日午後2時過ぎ、粟ヶ岳の6合目付近で下山中に足のけいれんや嘔吐(おうと)などで54歳男性が自力で下山できないとの通報があり、三条市消防本部などが救助に出動した事案は、同時に出動した県の防災ヘリコプターが男性をつり上げて救助。男性はヘリコプターで三条・燕総合グラウンドまで運ばれ、そこから救急車で市内の病院に運ばれた。
詳しい病名はわからないが、救急隊員によると熱中症と思われる症状としており、命に別条はないようだ。
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熱中症のなかでも、いわゆる“熱痙攣”と言われる症状ですね。
血液・体液が発汗によりイオンバランスを崩し、筋肉が攣するために起きます。
ふくらはぎが攣ったり、胃痙攣が起きたりして吐き気がしたりします。
こまめな水分補給とともに塩分などのミネラル補給、エネルギー補給を忘れずに。
浅原さん、また行きましょう。山が待ってるよ。
女子中学生、テント押すヒグマ撃退 妹と思い蹴る、知床
2008年7月21日 ASAHI.COMより
20日午前4時ごろ、北海道羅臼町にある羅臼温泉野営場にヒグマが現れ、北見市の女子中学生(12)らが寝ていたテントを襲った。ヒグマはテントを外から押し続け、中学生が内側からキックで応戦すると、ささやぶに逃げたという。テントは約50センチ裂けたが、中学生にけがはなかった。
同町などによると、家族5人でキャンプに来た中学生は寝ぼけていて、テントを押すヒグマを妹(10)のいたずらと勘違い。手で押し返していたが、あまりにしつこいのでキックしたという。そばにいた母(40)の目には、テントのシートの向こうにヒグマの影が見えていたという。
当時はテント二十数張りに約50人がおり、目撃者もいた。体重70キロ前後の若いヒグマとみられる。最初はシカの親子を追っていたが、においをかぐようなしぐさでテントに近づいたという。若いと人間の怖さを知らず、対処を誤れば非常に危険。町職員は「ヒグマだと思って大騒ぎしていれば危ないところだった」と話した。(神村正史)
<滑落死>上海在住男性が友人と沢登り中 埼玉・秩父
7月21日 毎日新聞より
21日午後1時20分ごろ、埼玉県秩父市大滝の山中(標高約1400メートル)で、三重県出身で中国・上海市に住む貿易会社経営男性(47)が死亡しているのを捜索していた県警秩父署員らが発見した。
調べによると、この男性は、19日朝から友人の横浜市内の会社員男性(53)と一緒に沢登りをしていた。20日午前8時40分ごろ、滝の脇を登っていて約30メートル滑落。意識不明となったため、男性が携帯電話がつながる地点まで下山し通報した。
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白馬・登山中に倒れ死亡 /長野
7月20日配信 毎日新聞より
19日午後1時ごろ、白馬村の北アルプス白馬岳の大雪渓上で、福島市南沢又、団体職員男性(62)が突然倒れ、意識不明となった。ヘリで病院に運ばれたが死亡。この男性は福島県内のスポーツ店による登山ツアーに参加。高山病で体調を崩したとみられる。(大町署調べ)
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鎌倉の陶芸家、沢登り中に滑落死 神奈川・西丹沢
7月20日 産経新聞より
18日午後7時半ごろ、神奈川県鎌倉市大町の陶芸家(49)が「夕方になっても帰ってこない」と近所の住人から警察に通報があった。松田署山岳救助隊や足柄消防組合が山北町中川の西丹沢モロクボ沢などを捜索したところ、19日午前10時20分ごろ、滝の約20メートル下付近で亡くなっているのを発見した。同署によると、この陶芸家は18日午前、「昼には戻る」と書き置きし、沢登りに行ったという。
お久しぶりです。みなさんお元気ですか?
山岳コミック“岳”、全巻買いして読んでます。とてもいい作品ですね。
最近は仕事と子育てに追われる毎日ですが、岳を読みながら、
休みがあれば山に(沢に)行っていた頃を思い出して、
“山に行きたいよー!”と熱くなっています。(いつか絶対復帰します)
山に行くには最高のシーズンが始まりますね。楽しんできて下さいね。
7/26から28、雲ノ平を改め、扇沢から爺ヶ岳、鹿島槍、五竜(唐松)を歩いて来ようと思います。単独、テン泊の予定です。梅雨も明けて楽しみです。
21日、25日、沢で体を冷やしたいと思います。
参加希望の方、連絡を。
ご存知の方も多いかと思いますが、
人気の山岳コミック『岳』の第7巻が発売となりました。
こういう宣伝めいた書き込みはあまり好ましくないのでしょうが、
お時間とお小遣いに余裕がある方は読んでみてくださいませませ。
2008年7月1日 ASAHI.COMより
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富士山(標高3776メートル)が1日、山開きをした。平日にもかかわらず山頂は約300人の登山客でにぎわい、ご来光を仰いだ。
山梨県側の吉田口登山道では未明、7、8合目にある山小屋を登山客たちが次々と出発。ヘッドライトの明かりを頼りに山頂を目指した。
午前4時半、気温は3度。闇に包まれた空が、少しずつ白色に染まっていく。眼下に広がる雲海から太陽が現れると、「ばんざーい」と大きな歓声が上がった。
樹眩霧の皆様こんにちは
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