17日、梅雨の晴れ間に西丹沢・鬼石沢に3人で行ってきましたよ。でも、「東京周辺の沢」「丹沢の谷110ルート」の二俣がどうも不可解。
ルート図でF2のすぐ下に二俣と書かれているが、F2より下でそれらしいものはない。国土地理院の地図で見ると分かるように、はっきりした二俣は、だいぶ奥になる。
沢の中ほどで、顕著な二俣に出た。水量はほぼ同じ。右の方がやや沢幅が広く、滑や滝が見えている。こちらに入って滑とヒョングリ滝を越えたら、直登困難な10m近い滝に出た。それらしい滝はルート図にないので、これは違うと判断して二俣に戻った。ルート図で奥の二俣を右に行くように指示しているためと思うが、ネット上でこちらを登っているとおぼしき記録が複数ある。
この二俣は、国土地理院の図で、980m地点らしい。ここからほぼ同じ大きさの沢が畦ケ丸山頂に向かって平行して登っている。この右を登っても面白かったかもしれない。
左を登ったらすぐに「大きな岩がのっている堰堤」に出た。こちらがルート図の登っている沢だった。でも、さきほどの二俣についてなにも書いてないのは不可解。
ルート図で奥の二俣とあるのは、1,030m地点だろうか。支流は何本かあったが、二俣らしい感じのところは気付かなかった。
最後の三俣は、1,160m地点のようだ。水は左しか流れてなかった。 藪こぎもなく、しっかりした踏跡をたどったらすぐに縦走路。ここは1,230mのコルと思われる。左に行ったらすぐに「避難小屋まで200m」の指導標があった。
「東京周辺の沢」で、三俣から詰め上げて尾根に出る地点に1,160mと書いているのも不思議。さきほどの1,030mから左に入らないと尾根上の1,160mには出ないと思われるが。
なお「東京周辺の沢」と「丹沢の谷110ルート」は、実によく似た図を載せている。不可解な点も一緒だ。
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