フジテレビ系(FNN) 12月11日(火)配信 =====================================================
日本海側を中心に、この時期としては記録的な大雪が降る中、各地で雪山登山中の遭難事故が相次いでいる。
長野県と山梨県にまたがる南アルプスの仙丈ケ岳では、静岡県の男性2人の行方がわからなくなっていたが、県警などは昼すぎに、男性1人が倒れているのを発見した。男性は心肺停止の状態で、身元の確認を急いでいる。捜索は午前5時ごろから始まり、登山口には、2人が乗っていたとみられる車があったほか、標高2,000メートルの山小屋付近には、テントが見つかっていた。
一方、新潟県の越後駒ケ岳では、男女3人の行方がわからなくなっていたが、11日になって、無事に下山中との連絡が入った。
また、群馬県の武尊山(ほたかやま)でも、9日朝から、日帰り登山に出かけた男性2人が行方不明になっていたが、11日正午前、県の防災ヘリらが上空から2人の姿を発見し、無事を確認した。うち1人は、衰弱していたという。
大雪のピークは過ぎたが、今後も断続的に降雪の可能性があるため、注意が必要となる。
|
|