12日、小林、横山、大橋の3人で大雲取谷遡行。
前夜は一時大雨で、鳩ノ巣駅泊まり。最近は鳩ノ巣プリンスとか言うらしいけれど、
終電まで酒盛りが大っぴらにできないのと、電気がつけっぱなしで寝にくいのが欠点。
雨は出発の時はやんでいたが、林道には“新鮮な”落石。上ノ廊下の二人が心配になる。
大雲取谷の方は、少し増水した程度でたいしたことはなかった。ただ8月にしては水が冷たい。
胸まで水につかる“S字峡”は、気合を入れて通過。ただ一人、横山さんは、嬉々として水
とたわむれていた。彼女は河童年の生まれか? 昼は、好二さん用意のそうめん。
ミョウガ、シソ、ショウガもついて、山中らしからぬ食事。午後になって谷間は濃いガス
にすっぽり覆われ、雷雨の不安が頭をよぎる。熊穴窪出合まで登って、そそくさと下山した。
面白い沢だけど、ここは天気の良い時に登りたい。
【大橋】