谷川岳 一ノ倉沢衝立岩 中央稜
>日時:2016年10月22日(土)
>場所:一ノ倉沢衝立岩 中央稜
>天気:晴れ
>コースタイム:6:00-14:30
一ノ倉沢出会い – テールリッジ – 中央稜 – 北陵下降 – 一ノ倉沢出会い
>メンバー:高尾(周)・河地(会員外)
>装備:登山装備一式
>MEMO
ドキドキワクワクの初中央稜へ行ってきました。
当日は快晴、一ノ倉沢~テールリッジまでの登り、普段のアプローチとは
まったく違い緊張感のある場所でした。
雨が降った後、降っているときには通りたくない場所ですね・・・。
ヒョングリの滝のあとから続く、アプローチ道靴をどうしようか迷いながら
どんどん進みました。
幸いにして1番乗り、途中でお会いした方々は別のルートへ。
テールリッジに到着しクライミング装備に替え中央稜に取り付きました。
登攀レベル的には難しい箇所は、さほどありませんでしたが浮石や浮き岩!?!?
思い切って乗り越えたい箇所に限って動く岩、草、緊張感がぬぐえません。
特別詰まってしまう場所は無く、割とあっさりと抜けることが出来ました。
きれいなハーケンと出会うことはあまりなく印象的には、北陵へ降りる際の
懸垂の支点が真新しい感じでした。
あとは、残地に次ぐ残地、ところどころ懸垂に使用する物も多々ありました。
下山は懸垂を数回、途中藪の中へ入り支点を探すところが少々厄介でした。
ロープの回収が重たいこと・・・。
懸垂が終わったところで、衝立前沢を徒歩で下降し最後1回だけ懸垂下降しました。
当日は本当に天気が良くて、岩も乾いていて快適な一日になりました。
今度は違うルートで行ってきたいと思いました。
>ヒヤリハット及び改善点
・浮石・浮き岩の対処
・登攀中のザイルの流れの確認:場所によってはロープがあたり落石を誘発しそうな個所多々
・周りのパーティの掛け声がよく聞こえる場所・自分のパートナーの声が聞こえづらい場所
での対処
例:ビレイオン・ビレイ解除・ザイルアップの動作確認(ロープを〇回引っ張るなど)
・落石の多さ。登攀中小石が落ちてきたことは何度かありましたが、隣の沢でかなり大きな
石が落ちていく音を何度も聞きました。
・登攀及びザイルワークに慣れる。それほど多くは無いですが、登り9P、下降6Pくらい
あるため、出来るだけ迅速に間違いのない行動をすべき。
のんびりしていると時間がかかり下山時刻が遅くなってしまう。