朝日連峰 障子ヶ岳・天狗角力取山
・コースタイム・天気
2015年10月6日 快晴
≪月山≫ 姥沢 リフト上駅10:30-牛首11:30-山頂12:00~12:30-リフト上駅13:00
2015年10月7日 快晴
≪障子ヶ岳―天狗角力取山≫大井沢・障子ヶ岳登山口7:00-出谷向沢7:30-紫ナデ10:00-障子ヶ岳11:00~11:30-天狗角力取山12:40-天狗 角力取山登山口15:30
・内容
2015年10月6日
前夜夜行高速バスさくらんぼ号利用し早朝JR山形駅到着。朝5時半、バスを降りると結構寒い。
きれいで温かいJR構内の休憩室で月山口行き7時22分出発のバスを待つ。
高速バスと西川町営バスを乗り継いで月山・姥沢登山口へ。
リフト下駅のコインロッカーに荷物を預け、日帰り装備で月山をピストン。
お天気は快晴でまぶしいほどの青空に紅葉が美しい。360度の展望で日本海も見えた。
平日だが、登山者はそこそこいる。中高年が多い。お手軽に牛首までの散策の人もいるが、
それでも十分に紅葉と景色を楽しめる。
月山銘水館バス停で町営バスを乗り次いで、今晩宿泊する大井沢へ向かう。
ジュースを買いに行っている間にバスが早めに到着しそのまま通り過ぎた。あやうく乗り
そこなう所を走って行って止めた。”大井沢行くの?”と運転手さん。
平日この時間に地元の人以外で大井沢に向う人は少ない様だ。
マイクロバスの乗客は、地元のおばあさんと男の子と小学生二人。天狗角力取山を登りにきた、
と話すと、おばあさんが”今年は”ぶなぐるみが豊作で熊が里に下りてこない。山ぶどうも豊作だ。
ぶなぐるみは4年に1回豊作になるんだ”というような内容を山形便で話してくれた。
運転手さんも大井沢の人のようでおばあさんと地元の言葉でなにやらいろいろ話していたが、
歌をきいているようで、内容はさっぱりわからなかった。私が”大井沢の橋本荘に泊まる”
というとおばあさんが”そうかー、じゃあごちそうつくって待ってるべー”というのを聞いて
楽しみになった。
2015年10月7日
予定では7日に天狗小屋泊で登るつもりだったが、台風が近づいているため、Light & fast
で日帰りで楽しむことに。
バスの運転手さんが口を聞いてくれたおかげで、早朝、宿のご主人が軽トラックで登山口まで
送ってくれた。コースタイムで10時間強なので助かる。帰りも迎えに来てくれると言って
くれたが、時間が読めないことを告げ遠慮させて頂いた。
天気は今日も快晴、青空。頂上は高度1300~1400m、黄色い紅葉がまぶしいほどの中を歩いた。
ナナカマドの鮮明な赤色も出はじめていた。
夏に登った主脈縦走路、昨日登った月山もよく見えた。
熊のすんでいる山域。おばあさんの言っていた通り、地面にはぶなぐるみの実がたくさん落ちている。
熊と鉢合わせにならない様、鈴をじゃんじゃんならして歩いた。
途中、昨晩天狗小屋に泊まったという人たちとすれ違った。10人泊まっていたとのこと。
天狗角力取山には、話に聞いていたように石を並べた土俵があった。
事前に地元の山岳会に問い合わせた際、竜ヶ岳の裏に熊がいる、とのこと。
そのあたりはぶなぐるみもたくさんあった。念入りに熊鈴を鳴らして歩いた。
予定の時間内に、無事、登山口に到着。林道を集落に向けて歩いていると、宿のご主人の車と出合った。
少し遅いから迎えに来た、とのこと。ご心配をおかけして申し訳なく思った。
下山後、大井沢温泉で汗を流す。橋本荘にもう一泊。
今夜もきのこや山菜の奥さんの手料理でお腹いっぱいに。
翌8日、予報では曇りだったが、大井沢は朝から雨と強風。日帰りに変更してよかった。